Case 05|データ分析専門組織——採用戦略の再定義
頭数を足しても、勝ち筋は増えない。
データ分析専門組織で、人材の離職が相次いだ。目先の案件を回すだけなら、ビジネス経験者とAI活用でカバーできる。だがエンジニアリング力を軽視すれば、分析力ともども、外部依存の構造から抜けられない。短期的な人繰りと、中長期のケイパビリティ防衛。この二つを明確に切り分けた上で、採用ターゲットの再定義を主導した。
喫緊で採るべきは「アナリスト」ではない。目的を言語化し、勝ち筋を作れる「プランナー」だ。
そして競争の土俵を、勝てない年収競争ではなく差別化軸に置き直し、優先順位を確定させた。採用とは頭数の補充ではなく、組織が何で戦うかの意思表示である。