自筆証書遺言

 自筆証書遺言とは読んで字のごとく、自分で書く遺言書のことです。ただ、法律上の決まりごとがありますので、
できれば専門家に見せたほうが安心です。

 その法律上の決まり事(民法968条)とは、そして争いごとを防ぐには、

1.遺言者が全文を自分の手で書くこと。

  ワープロ、パソコン等で書いた文書は無効です。紙や筆記用具に指定はありませんが、鉛筆は避けるべきです。

2.日付を書くこと

  何年何月何日と特定できない日付は無効です。

  例えば平成23年12月吉日などです。

3.氏名を書くこと

  いわゆる通称でも本人と特定できれば構わないのですが、トラブル防止のために戸籍上の氏名を書くべきです。

4.印鑑を押すこと

  この印鑑は実印でなくてもかまいませんが、実印がベターです。

5.遺言書が複数枚になった場合は、署名の下に使用した印鑑で契印、割印を押すこと

6.財産内容はわかりやすく確実に書くこと。

  不動産などは登記簿謄本に書かれている通りに記入すること。

7.訂正についても細かい規定がありますので、もし間違えたときは書きなおしたほうが無難です。

8.夫婦であっても遺言書は別々に作成しなければなりません。